■貴方がウェブサーバーに渡す情報
http://www.mse.co.jp/ip_domain/user_script.shtml
にアクセスすると、ウェブサイトを閲覧しているだけで
どんな情報が相手に送られているのかがわかります。
アクセス元のIPアドレス (例)218.219.12.56
アクセス元のホスト名 (例)xxxxxx001234.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
リンク元のURL どのページからリンクされてここに来たか
使用ブラウザ名とバージョン (例)Opera/7.20 (Windows 2000; U) [ja]
画面解像度 1024x768x16
などです。
大した情報は送っていませんが、
運営する側は、ウェブサイト更新時の重要な資料になります。
CGIなどを使えばこの情報を蓄積することができ、
どのページがよく見られているのか、
使用しているブラウザやOSの集計もわかります。
■Whois
http://whois.nic.ad.jp/cgi-bin/whois_gw
Whoisを使ってわかる情報は、個人で接続している場合は、
プロバイダ情報です。
これも、個人情報は含まれません。
■IPアドレスから地域と接続回線の種類を判別する
http://www.arearesearch.co.jp/ip-kensaku.html
都道府県、市外局番、接続回線などがわかります。
完全ではなく、プロバイダによっては不明な場合もあります。
接続回線は、xDSL、ダイヤルアップ、CATVなどです。
このうち、CATVは地域が限定されているので、
市外局番もわかるという仕組みです。
それ以外は、せいぜい都道府県がわかる程度です。
■IPアドレスやホスト名で検索
でも、このIPアドレスやホスト名は、掲示板やチャットをしたときに、
残るページもあります。画面上に表示されなくても、
ソースを見ると書き込まれているのもあります。
teacupとかがそうでした。
それらに書き込んでいる人であれば、
検索をすると、メールアドレスやハンドル、ホームページのURL、
もしかしたら他にも趣味とかいろいろな情報が見つかるかもしれません。
メールアドレスがわかるだけで、
これもいろいろ個人情報がわかるかもしれません。
メーリングリストなどのフッタに携帯電話の番号を書き込んだり
する人もいます。
■対策法は?
IPアドレスやホスト名を知られるのは、仕方がありません。
セキュリティソフトでそれらの情報を隠すことができるのですが、
正常なアクセスができなくなるので、お薦めしません。
あとは、検索で関連情報がヒットしないように、
IPアドレスやホスト名がウェブ上に残るような掲示板には、
書き込まない。
メールアドレスやURLは、書き込まない。
自分のウェブページにメールアドレスを表示しない。
(もちろん連絡できるようにはする)
ADSLモデムをときどきリセットする。
メールアドレスを使い分ける。
フリーメールアドレスを用意する。
ハンドルとメールアドレスはセットで使い分ける。
ってとこかな?
コメント