HTML形式のメールマガジンのソースを見ると、
一番最後に縦横1ドットのgif形式の画像ファイルがあります。
もちろんこの画像ファイルはダミーで、
正体はおそらくCGIで、アクセス分析と同様の情報を得ることができるはずです。
IPアドレスからプロバイダや住んでいる地域、
使っているOSやブラウザ(メーラー)等を教えていることになります。
メールアドレスは自分で登録しているので、それらと組み合わせると
送ったメールマガジンからどのようにリンクをたどって見て回っているかが、
わかるということです。
アクセス分析をするより、奥の深い分析ができます。
単に自動的にゴミ箱に入れられていないかを見ているだけかもしれないし、
かなり深く分析されているかは実際のところはわかりませんが、
この仕組みを個人で利用すれば、送り先の相手について
いろいろと調べることができますよね。
嫌がらせメールやストーカーまがいのメールなどで、相手を特定できないとき、
この1ドットの画像が大きな手がかりになることでしょう。
通常はメールのヘッダで送信元を特定できますが、HotmailやYahoo!などのウェブメールでは、ヘッダではわかりませんから(訂正 2004/02/28 ウェブメールも送信元IPがヘッダに記録されていました)
Shin
Web バグ と呼ばれるものですね。
http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20030607
普通のメイルでも本文に送り先ID 付きURLを付与することが多いですが、HTML メイルだと「リンクにアクセスした」ではなく「プレビューした」人のメイルアドレスが解ります。
さらにそこで SuperCookie(今は使えないと思いますが)と連動させると…消費活動までトレース出来る可能性が出てきますね~。
pekoe
Webバクという言葉自体知りませんでした。
勉強不足ですね。補足ありがとうございます。
ブロードバンドの普及でHTMLメールが気にならなくなっている傾向は、私自身もそうで、
ADSLのリセットもたまになので、何ヶ月も同じIPアドレスを使用しています。
ある意味、監視カメラみたいなもので、悪いことをしていなければ、関係ない?
と考えていいものなのかな。
もちろん悪用されていないという前提での話ですが。
Shin
trackback 送信に失敗するので、一応関連記事のご報告でーす。
http://shin.txt-nifty.com/philosophical/2004/02/web.html
Shin
ありゃぁ…予想はしましたが trackback 反映が遅れただけだったようです_o_。