メールアドレスが存在しなかったときに、
MAILER-DAEMONから「Undelivered Mail Returned to Sender」等の
タイトルでメールが送られてきます。
最近のウイルスは、送信者および受信者を偽装するため、
こういうエラーは多く発生します。
そこで、プロバイダはウイルスチェックを行うのですが、
この送信不能通知メールに対応していないものがあるようで、
素通りしてしまうものもあるようです。
なぜかというと、送信不能通知メールは、元のメールを添付ファイルとして
送り返しますが、ウイルスはその二重の添付された状態の中にあることになり、
チェックがされないことがあるようです。
私は、送信不能通知メールも自動削除の対象にしました。
ただし、本当にアドレスを間違えている可能性もあるので、
送信後のエラーメールは目を通すことにしていますけど。
自分のメールアドレスを間違えて設定し、送ってしまう人って結構います。
■今回のウイルスメールの経路予想
ウイルスに感染したAから、
送信者B、受信者Cと偽装したメールが送られたとします。
そして、受信者Cのメールアドレスが存在しなかった場合、
Cのプロバイダは、「存在していない」というメールをBに送信します。
そのとき、AもCもウイルスチェックをしていなかった場合は、
そのメールは、Bのプロバイダを通過し、Bに到着してしまう。
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