サイト簡易表記の対応方法(Movable Type)

静かなブームになっている「サイト簡易表記」に登録してみました。

簡易表記一覧 - Easy Notation
サイト簡易表記

サイトの表示を変えずに、トラックバックしたときだけ自動的に「サイト簡易表記」を付加する方法を紹介します。(MovableType2.661の場合を中心に)

■トラックバックの改造
1つのブログだけを運用している場合は、[1]の方法でいいとおもいます。

[1] 1つのサイトで1つのブログを運用している場合

<mt>/lib/MT.pmの564行目あたり(MT3の場合は、756行目あたり)
push @qs, 'title=' . MT::Util::encode_url('[E] '.Jcode->new($entry->title, $charset)->utf8);

※文字化け防止でJcodeが入っているので、その場合は、
push @qs, 'title=' . MT::Util::encode_url('[E] '.$entry->title);
となります。

※いずれにしても、ピリオドを忘れずに。perlでの文字列連結の演算子です。

[2] 1つのサイトで複数のブログを運用している場合

<mt>/lib/MT.pmの559行目に(MT3の場合は、752行目あたり)
my $ename = '';
if ($entry->blog_id == 2) {$ename='[E] ';}
elsif ($entry->blog_id == 3) {$ename='[H] ';}

を追加します。

※コードは本サイトの場合なので、必要な箇所を編集してください。

そのちょっと下の方にタイトルを生成している部分があるので、
先ほどの「$ename.」を「encode_url(」の後ろに加えます。
push @qs, 'title=' . MT::Util::encode_url($ename.Jcode->new($entry->title, $charset)->utf8);

■Atom、RSSの改造
Atom、RSSのほうは、テンプレートを編集するだけです。

(1) Atom Index(atom.xml)の後ろの方

<MTEntries lastn="15">
<entry>
<title>[E] <$MTEntryTitle remove_html="1" encode_xml="1"$></title>

(2) RSS 1.0 Index(index.rdf)の後ろの方

<MTEntries lastn="15">
<item rdf:about="<$MTEntryPermalink encode_xml="1"$>">
<title>[E] <$MTEntryTitle encode_xml="1"$></title>

(3) RSS 2.0 Index(index.xml)の後ろの方

<MTEntries lastn="15">
<item>
<title>[E] <$MTEntryTitle remove_html="1" encode_xml="1"$></title>

導入した場合のThunderbirdでの表示。
Thunderbirdでは、どういうわけかブログ名は表示しないので、簡易表記はとても便利。

en_smp.png

※Nucleusの対応方法は、こちらです。
[E] サイト簡易表記の対応方法(Nucleus)
※WordPressの対応方法は、こちらです。
[E] サイト簡易表記の対応方法(WordPress)
※ココログでの設定方法は、こちらを参照。
[☆] 簡易表記に対応しました

リンクソース

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