利便性に対するセンスとアイデア

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papiko.com: 痒いところに手が届くソフトが満載の「Oceansoft Library」

ソフトウェア作者の技能というのはプログラミング的技術だけで推し量れるものではなく、むしろ利便性に対するセンスとアイデアではないかと思う今日このごろです。

「Oceansoft Library」で数々のソフトウェアやCGIスクリプトを公開しているPekoeさんがそういったセンスに溢れた方だというのは、その製作物を見てみればわかります。

自分に対する評価というのは気になるもの。自分自身を検索していて、たまたま見つけた記事です。約2年前に書かれたもののようですが、今まで知らないままでした。高く評価されていることをうれしく思います。

Windowsはオンラインソフトが多いけど、それは使いづらいからです。使いづらいから、こうしたいという欲求が出てきて、わざわざプログラミングを勉強してまで作るんですね。今は、たくさんのソフトが出回っているので、新たにプログラミングに取り組む人は減っているかもしれません。

コンピュータを使っていて、不便だと思うかどうか。そんなものとあきらめてしまうか、解決方法を検索して設定方法を見つけたりソフトの導入をするかどうか。コンピュータに向き合う時間が多かったとしても、ワープロや表計算だけだったら何も考えないだろうし、何かコンピュータに対してクリエイティブなことをしていれば、新たな欲求が出てくることでしょう。

例えば「Grep and Replace」を使う人は、自分のホームページを管理して、HTMLを理解している人だと思います。全ページの背景画像を換えたいとき、一つ一つエディタで開いて、手で書き直すか、置換機能を使うか、あるいは「Grep and Replace」を使うか(背景画像はスタイルシートを使うと管理が楽ですが)。コンピュータに対して、表面的な接し方しかしていない人には、オンラインソフトは無縁な世界なのかもしれません。

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