【MDC2006】どんなソフトが動かなくなる?---Vistaの重要な仕様変更点が明らかに:IT Pro
Windows Vistaではセキュリティ強化を中心に大幅な仕様変更があり,多くの「作りの悪いソフト」が動かなくなる可能性がある。
ドキュメントなどのフォルダのパスも変更され、互換性の面で不具合が出る可能性があると書いてあるが、アプリケーションを作成するのに、フォルダのパスを決め打ちすることがあるだろうか。
Windowsが日本に入ってきて、通常CドライブであるAT互換機とAドライブがハードディスクであることが多いNEC機とで、困ったことがいろいろあった。それもいつの間にか解消された。
最近はWindows95/98/MeとNT/2000/Xpとのパスの違いも環境変数を使用することでプログラミングをしているのではないだろうか。例えば、マイドキュメントが、WindowsMeではC:\My Documentsなのが、WindowsXPではC:\Documents and Settings\[UserName]\My Documentsとなる。プログラムを組むときは、%PersonalDocuments%という環境変数を使い、どのWindowsでもマイドキュメントを扱えるようにするはず。
アプリケーションのデータを保存しておくためによく使うApplication Dataに関しても%AppData%という環境変数を使う。%AppData%が空であれば、WIndows95/98/Meなので、アプリケーション直下にフォルダを作って処理するなどの対策をしていると思う。XPの時代が長かったので、これらの処理をしないかというと、Cドライブが起動ディスクとは限らないので、その時点で、環境変数が使われるはず。
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