周りを見るとWindows98の機種を使い続けている人が結構いることに気づきます。その一方で、2000年以降に購入した人が買い換えて2台目を使っていたりします。
Windows98の頃のハードウェアが結構丈夫ということがあるのでしょう。性能重視→静音という流れができる以前で、CPUファンがない機種もまだ多くありました。ノートパソコンでは、ケースファンもないくらいですから、熱に対して耐久性が高いといえます。
性能重視の流れの中で、ケースファンやCPUファンは当たり前になりました。でも、ファンがあるとホコリの問題が出てきます。周囲のホコリをかき集める役割をします。それらのメンテナンスをこまめにしないと熱暴走でいかれてしまいます。耐久性が落ちていると感じるのは、メンテナンスを怠っているからでしょう。
また、WindowsMeの登場はダメージが大きかったと思います。どんな機種でもWindowsが不安定なので、そのメーカー自体が不安定な印象を与えてしまいます。違うメーカーに買い換える人は多いですね。Windows2000は安定しているのですが、初期のWindowsXPも不安定だったので、アップデートしないで使う人は、同様にハードウェア自体が不安定と思って、買い換える原因になったのかもしれません。
現在、1997年に購入したThinkPadを使っています。ファンは一切ありません。10年近く使うと「そろそろか」と心配になり、予備のコンピュータを用意しましたが、壊れる気配も感じさせず、再びメインで使うことにしました。ワードやエクセルを使うレベルでは、全く問題なし。