独自ドメインの利点

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自分のホームページアドレスは覚えやすいものですか?
あるいは、覚えてもらいやすいものですか?

ホームページアドレスやメールアドレスには自分がつけた部分と最初から決められている部分があります。
その中で、プロバイダなどのほうから決められている部分がドメインです。

例えば、
http://www.provider.com/~username/ …(1)
とあれば、前のほうが「プロバイダドメイン」で後ろはユーザー名となります。
プロバイダのホームページアドレスに多いパターンです。

中には、
http://www.username.provider.com/ …(2)
となるレンタルサーバーもあり、「サブドメイン」といわれます。前につくのが「サブ」です。
発想は日本と逆です(郵便の住所も逆になりますよね)。

やっぱり理想なのは、
http://www.username.com/ …(3)
となる「独自ドメイン」でしょう。会社であれば当然だし、個人でも持っている人は多そうです。

(1)と(2)のパターンは、プロバイダやレンタルサーバーに依存しているので、引っ越しをするときは自分のアドレスが変わります。引っ越しが嫌でサービスの悪いプロバイダやレンタルサーバーを利用する人もいるようです。また、「リンク切れ」もよく見かけますが、引っ越し後の空き家です。プロバイダやレンタルサーバーの業者もいつ消えてしまうかわかりません。また、途中でサービスの方法を変えたためにアドレスが変わってしまうこともあります。実際に私はJustnetとNiftyを10年ほどまえから利用していますが、初期のアドレスはどちらもすでに存在していません。ライブドアが買収したAAA!Cafeも新規募集は停止し、サービス等の向上も見られないことから、時間の問題と判断し、引っ越ししている人が多くいるようです。数年ごとにホームページアドレスもメールアドレスも変わっているような気がします。

その点、(3)の独自ドメインは、ウェブスペースとドメインは別なので、プロバイダやレンタルサーバーの業者と関係なくドメインを維持することができます。一生同じホームページアドレスとメールアドレスを保持することができます。「アドレスが変わりました」というメールはもう不要になるのです。容量が足りなくなったり、回線が遅いなんて場合も、アドレスの変更なしに引っ越しができます。また、自宅サーバーを構築し、ギガ単位のサーバーを運用することもできます。

どういうことかというと、インターネットの中では、実はドメイン名というものでデータは行き来していません。DNS(ドメインネームサーバー)というものがあって、英数字で入力されたものを一度IPアドレスに変換し、それによってデータのやりとりがおこなわれます。IPアドレスは数字の羅列です。これをアドレス欄に入力してもアクセスはできますが、どのサイトのデータなのか、人間側からはわかりづらいので、英数字のドメイン名が使われます。

独自ドメインというのは、この英数字の「名前」だけを取得し、IPアドレスとの変換のときに用意されているサーバーへ接続するようになっているのです。ドメイン名にかかる費用は、その管理などにかかる費用です。「.tv」はインターネットとは無縁のツバル国のドメインです。南国の小さな島です。しかし、テレビ関係を中心に使われ、ドメイン売却益で国が豊かになり、国連加盟までしたという話はちょっと有名ですね。

ところで、(1)のパターンは、サイト構築で困ることがあります。まず、favicon.icoは指定をしない場合、ルートに置かれたfavicon.icoを読みに行くのですが、(1)のルートは、ユーザーからはアクセスできません。Googleのサイトマップもルートに置いたファイルで認識することになっているため、(1)の場合は利用できません。ブログサービスでも(1)と(2)の両方のパターンがあります。サービスを選ぶときに注意が必要です。

その点では、(2)のサブドメインと(3)の独自ドメインは機能的に変わるものはありません。ドメイン名の問題だけです。ただし、(2)の場合、誰かがネット上で好ましくない行為をしてドメインがはじかれるようになった場合、そこに所属するサブドメインも一斉に拒否されます。実際にs101.xrea.comがGoogleから無視されていたことがありました(検索しても結果に登場しないのです)。

独自ドメインで自宅サーバーを公開するというのでなければ、セキュリティなどには変わりありません。自分さえ真面目にやっていれば、ネット上でも信頼度があがります。他人に足を引っ張られる心配もなくなります。独自ドメインの維持費自体は年間1000円弱です。自分でGoogleの広告を貼り付けておけば、一日100アクセスでも、ドメイン維持費はまかなえるでしょう。そう考えるとあとは登録の面倒さを乗り越えられるかどうかです。

このブログは広告ではありませんので、リンクは用意していません。ただし、周りに貼ってある広告には、きっと「独自ドメイン」の広告があるかもしれません。各自の判断でクリックしてください。比較してみるのもいいかもしれません。

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