Webアクセシビリティ (2)

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多くのブログは、本文のラインとサイドバーの2分割を採用しています。サイドバーが右にあろうが、左にあろうが、スタイルシートで操作しているので、HTMLでは、本文記事が先で、サイドバーの内容があとになっているものが多いです。こうすることで、スタイルシートに対応しないブラウザでも、主となる内容が最初に表示されるため、スクロールしなくても読み始められるわけです。

これは、音声認識のブラウザでも同じことで、読み上げるとき、サイドバーのリンクを読み上げたあと、本文という順序では困ってしまいます。ただ、Pukiwikiなどテーブルで構成されているサイトは、見たとおり、上から下へ、左から右となるため、アクセスしやすいサイトとはいえません。

さて、このサイトは、MovableTypeなので、トップ画面は左側にサイドバーがありますが、HTMLでは、本文記事のラインのあとに配置されています。大きな改造は必要ではなさそうですが、あとから追加した画面上部のナビゲーションバーを移動することにしました。とはいっても、文字通り移動しただけです。すでにスタイルシートで、トップに配置されるようにしてあるのです。なので、見た目は移動していません。

また、弱視の方のために、フォントの種類やフォントサイズの指定をしていません。これを固定してしまって、小さい文字でしか閲覧できないサイトがあるのも困ったものです。デザインを優先させたいのでしょうが、そういうサイトって、ブラウザやOSが違うだけで崩れてしまう例が多く、自己満足の世界になっています。「IEで見てください」や「フォントは中で」と、閲覧者に閲覧方法を指定してはいけません。

リンクソース
■記事用リンクソース:

■Wiki用リンクソース(PukiWiki):

■Wiki用リンクソース(MediaWiki):

■短縮URL: