ここ何年か1年に一度、正月だけに「Yahoo! JAPAN Internet Guide」という雑誌を購入しています。ネットだけでは得られない総合的なネットの情報を得る目的もあります。ネット活用といっても、検索で始めるアクセスは、ネットの全体が見えてこないものです。
「WEB of the YEAR」では、かつて各部門にヤフーのサービスが陣取っていましたが、今年は検索サイトですら、Googleに抜かれ、時代の変わり目という気がしています。もちろん一番の話題は、YouTubeですが、総合大賞が「 Wikipedia」というのは今更何って感じです。
2006年は「WEB2.0」という言葉がよく聞かれました。2007年は「ライフハック」が流行語になると書かれているサイトがありました。そのライフハックの特集もありました。
ライフハックって何? …「仕事術」「使いこなし術」と解釈されるようです。文字通りいけば「生活(Life)」と関係しそうな気がしますが、やや解釈に幅があるようです。ハックとは「ハッカー(Hacker)」「ハッキング(Hacking)」のことです。つまり「高度にコンピュータに堪能な人・その行為」ということでしょう。
ハッカーという言葉は、コンピュータに携わる人にとって憧れ。アメリカではHackという単語がつく本はベストセラーになりやすいのだそうです。日本では相変わらずマイナスイメージがつきまといます。ネットの裏社会のイメージなってしまいます。ライフハックの言葉が広がり、ハッカーの本来の意味で浸透していくといいですね。
生活での裏技情報といえば、伊東家の食卓が思い浮かびます。コンピュータ関係でいけば、ITmedia Biz.ID:LifeHack(ライフハック)などがありますが、「パソコン使いこなし術」といったところでしょう。
「使いこなし術」は、従来から「Tips」という言葉がよく使われます。マニュアルに書かれていないような便利な使い方のことです。そう考えるとネット上にはライフハックにあふれています。Windows.FAQもそうですし、Linuxでは、Linux JFに整備されています。
今後はさらにWEB2.0と組み合わせてインタラクティブなライフハックサイトとなるのでしょうか? でも、それって「Yahoo!知恵袋」だったり、「教えて!goo」ってことになるかな?
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