結局はエクセル

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【識者の一言】「現場の要望を突き詰めたら、結局はExcelだった」:ITpro

普段重宝しているExcelと比較する。Excelで簡単にできることが、アプリケーションでできなければ“使いにくい”という評価を下す。仮に、開発したアプリケーションがExcelよりも優れていたとしても、「Excelみたいにならない」という点で評価が下がってしまうことすらある。

今やエクセルはパソコンに標準装備のソフトみたいなもの。ワードやエクセルなどのオフィスが入っていないパソコンを使っているのは珍しい。家計簿などの標準的な表計算としての用途以外にも、さまざまなデータを蓄積しておいて、データベース的な使い方も可能。家庭でも職場でも大活躍。

しかし、とにかく汎用的に作られているので、複雑な処理をさせるときは、高度なテクニックが必要。ネストした計算式で解決しなければ、マクロを使用。それでも解決しなければ、専用のソフトを外注することになるでしょう。

そのとき、それらのソフトの使い勝手は大きな問題。WindowsのUI(ユーザーインターフェース)に従っていても、それだけではダメで、今や標準となっているエクセルのUIをも取り入れなければならないということでしょう。もともとマック版しかなかったエクセルを、自社のOSで動かすためにWindowsが開発されたといわれるくらいですから、エクセルあってのWindowsなわけです。

条件付き書式・セル内の改行・セルの結合・ピポットテーブルなど、使う人によって便利と思う機能は異なりますが、どれも自作ソフトで実装しようとすると大変なものになります。マック版エクセルの登場から20年以上が経過し、さまざまな機能が加わって熟成されています。そんな簡単に真似ができるものではありません。

特に表形式になっているソフトであると、風当たりは厳しくなります。入力はエクセルのようにF2やF3で再編集ができるようにしてほしいとか、右クリックでコピー&ペーストができるようにしてほしいとか、あまり使用頻度が高くなくても、エクセルでいつも使っている機能がほしくなるようです。逆に、表形式のソフトを見ると「エクセルで作られているの?」と思う人も多いです。

これらを解決するには、開発環境のグリッドコンポーネントがそれらに対応するように作られることです。サンプルコードの提供でも良いのですが、どちらにしても、敷居は高そうです。

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