史上最薄というわけではないようですが、ビクターのInterLink MP-C101というのがありました。厚さは最大で18.8mmです。約720gという軽さはモバイルに最適だったと思います。
小さなノートパソコンには以前から興味があり、NEC HANDY98やIBM PalmTop PC110というのも持っています。また、パソコンではありませんが、SONY CLIEも持っています。
これらのモバイルノート(ツール)を本格的にモバイルするためには、『持ち運ぶ理由』が必要です。単に小さなパソコンがほしいと漠然と思って購入しても、使用目的がないと使わないで終わってしまいます。
HANDY98は、MS-WORKSやサスケ(一太郎)が使えました。プリンターケーブルも購入し、環境は揃えたつもりだったのですが、職場ではA4サイズノートがあったので、結局使いませんでした。『小さいパソコンがほしい』という思いだけが先行したのでした。
PalmTopは、PC DOSが動作するので、DOSのソフトが多数動作しました。Niftyserveのログを取り込んで閲覧したりしましたが、キーボードが小さすぎて文字入力は辛いものがあり、文書作成はほとんどしませんでした。
持ち運ぶのに最適なのは、やはりPDAでしょう。CLIEはPalmOSが動作し、国内だけでなく海外のソフトも動作します。今でも持ち歩いていて、スケジュールや燃費管理をしています。
結局、モバイルするとしたとき、サイズや重さの問題より、軽快に必要なソフトが動作するかどうかなのではないかと思うのです。今では、自宅と職場は高速なインターネットで結ばれているようなものなので、スケジュールもファイルも共有できます。メールもGmaiで解決。自宅と職場の中間点、あるいは自宅や職場を離れたときに必要となるものとなるでしょう。
MacBook Airが薄さで話題になっていますが、『薄いノートパソコンがほしい』のが先行しているのか、『モバイルしたい』と思っているときに条件にあうものがタイミング良く発売されたのかというのは大きな違いとなるのではないかと思います。
コメント