ネットでは盛り上がるけど、実際に発売しても売れ行きが良くないのが、小型のノートパソコン。しかし、最近、パソコンに詳しくない人でも、小型のノートパソコンが話題に上がるようです。
以前は、性能が劣るのに価格が高いのが敬遠する理由。性能といっても、CD-ROMドライブやFDドライブなどがないなどの理由です。数年前は、CDやFDがないと不便。CDなどは、インストール以外にはほとんど使うことはないのですが、それでもないとダメなようです。
また、店頭で実際に見ると、文字が小さく、目が悪くなりそうなどとも言われました。キーボードも小さいので、やはりモバイル中心なのですが、実際にはバッテリーの駆動時間も短いので、実用的ではないというのが実情でしょう。
価格が高いため、サブではなく、メインの買い換えを考えるので、一通りそろっていないと困るというのが大きな理由です。結局、使い道は、モバイルではなく、机上で使うのがメインです。
ところが、最近の傾向は少し変わってきました。価格が5万円台からと安いのが出回っています。バッテリーの稼働時間が長くなっているし、USBメモリの普及で、CDやFDを使わなくなっているのも大きな理由でしょう。
周りの話に耳を傾けると、安いことに加え、テレビが見れることや、携帯電話を接続すればインターネットも可能という点が魅力だそうです。オフィスソフト以外の付加価値が重要視されているようです。
テレビやインターネットだと、携帯電話でも可能ですが、やはり携帯電話だと小さすぎで、キー入力が不便なのでしょう。ミニノートくらいがちょうどいいかも。
庶民のミニノートは、家電扱いにどれだけ近づけるかがポイントでしょう。