DNSサーバーのログなどを眺めていて、時々登場するのがakamaiという文字を含むURL。edgesuite、edgekey、akamaiなどのURLは、どれもakamaiの関係。もちろん表に出てくるものではなく、裏のやりとりで登場する文字列です。
昔は、例えばアメリカにあるホワイトハウスのホームページを見るときは、データがあるアメリカのワシントンあたりにアクセスし、太平洋の下にあるケーブルを通って、自宅まで届くと教わりました。
しかし、それは過去の話。実は、世界中のあちらこちらにコピーを保存しているサーバーがあり、URLをちょこちょこってやって、近くにあるサーバーからデータを取り寄せているって話。それをやっているのがAkamaiという会社。GoogleやFacebookと並ぶ「誰も知らないインターネット上最大の会社」と言われているそうです。本当に知らなかった。
実際にホワイトハウスのホームページまでのルートをトレースすると、あっという間にたどり着きます。非常に速いです。ちなみに、IPアドレスではアメリカのワシントンにあることになっていますが、たぶん国内のサーバーにアクセスしているのだと思います。
グローバルで展開しているYouTubeやFacebookがなぜ快適に動作するのか、そんな裏の仕組みがあったわけですね。
コメント