画面が狭いスマホ。機能が増えて、アイコンを配置する場所に困るようになりました。デスクトップ版のワードやエクセルのように、横一列に10個も20個もアイコンを並べるわけにもいきません。
最近見かける三本線や三点のアイコン。(図はTodoist)
一番左の三本線は「サイドメニューアイコン」、一番右の三点は「メニューアイコン」というそうです。
どちらもメニューを表示するわけですが、サイドメニューアイコンはアプリ全体の機能として使い、三点のメニューアイコンは、表示されている画面に対してのメニューだったり、表示されているアイテムに対するメニューに対して使われている傾向があります。
最近は、デスクトップ版のアプリでも使用されるようになりました。シンプルに見え、スッキリした印象を与えます。
しかし、このアイコンの存在意義に慣れるまで、何を表現しているのかわからないため、使いづらく感じました。それでも、長押しやスワイプは、アプリによって機能が異なるため、何が起きるかわからない。それに比べると、メニューアイコンを表示させてから機能を選ぶというのは、案外ストレスがないと感じるようになりました。
ただ、これらのメニューアイコンは、Googleのマテリアルデザインと関係するのか、Google製のアプリでは多用されていますが、Apple製のアプリではほとんど使われていません。AndroidとiOSでアイコンを使い分けているサードパーティ製アプリも多いです。
アプリによっては、左上のサイドメニューアイコンがある辺りに、アプリのアイコンを配置し、サイドメニューが開くようになっているものもあります。これは、アプリアイコンが常にメニューを開くわけではないので、サイドメニューアイコンに統一するなりしてほしいです。
とにかく使いづらいのは、アプリによってインターフェースが異なったり、アイコンの意味が違ったりすることです。もちろんそれぞれのアプリの特性で使いやすさを追求していくと、インターフェースは異なってしまうのかもしれませんが、メニューアイコンの動作など、基本的なところは統一してほしいものです。
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