個人レベルでは、クラウドで各デバイスからアクセスし、便利にデータ活用するのが一般的になってきたように思います。
しかし、職場ではイントラネット内のデータ共有のみで、自宅で仕事をしたい場合は、USBメモリーでデータを持ち出すことになり、これが情報流出の原因になっていることが問題になっています。また、使いづらいパソコンを強要され、ストレスがたまります。
今、アメリカなどの海外では、BYODというのが急速に広がっています。「私的デバイス利用」つまり、自分のパソコンやタブレットを仕事に使うという流れです。クラウドサービスが充実してきたからこそ可能なことで、iPadやアンドロイド用のマイクロソフトオフィスをリリースするというのも、この流れによるものだそうです。
実際にBYODをしている企業では、自宅や出先でも仕事ができたり、使い慣れた機器により、仕事がはかどり、生産性が上がっているということです。雇用する側も従業員にとってもプラスとなっているそうです。
USBメモリーにコピーもしなくなるので、情報流出の危険も低下します。以前は車上荒らしって危険性もありましたが、今どき持ち運ぶパソコンは軽いものを選択するでしょうから、車に置きっぱなしにする必要もないでしょう。
一昔前だと、私物パソコンの持ち込みが当たり前だったけど、時代の変化で全く別の見方をするようになるとは思いませんでした。
日本ではまだBYODは一般的とは言えないようですが、今年あたりに日本の企業でも動きが出るのでしょう。...役所関係は数年遅れかな。
個人的にはクラウドのセキュリティって感覚的に心配があるのですが、どうなのでしょう?
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