マックのメニューは、Windowsと違って、上に配置されています。
MacOSが9からOSXになるとき、このメニューの位置をWindows同様、
ウインドウに配置する案もあったそうです。
ディスプレイが大型化し、メニューにアクセスするのが
遠くなっているからです。
でも、一番上にあるということは、マウスを上に移動すると
必ず到達するわけで、タイトルバーの下にあるWindowsのメニューより、
移動距離は長くなりますが、移動時間は短いのだそうです。
つまりWindowsの場合、メニューにアクセスするためには、
目で確かめながら、途中で止めなければならないので、
マウスの動きが微調整のため、速度ダウンをするのです。
マックは、とりあえずマウスカーソルを上に移動しながら、
目的の項目へ移動します。
上に行き過ぎるということはありません。(当然一番上ですから)
あと、必ずメニューが用意されているということで、
使う側の心理にも安定感を与えるのだそうです。
確かにメニューのないWindowsのフリーソフトは、いかにも不安定そうです。
メニューを用意できないほどプログラムの技量がないように見えます。
両方使っていても、なぜマックが使いやすいか、
うまく説明できないのですが、こうやって説明されると
なるほどって思ってしまいます。
MacPower 5月号からの記事より。
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