「教えて君」、がんばって!

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「教えて君」とは…
掲示板やメーリングリスト等で、「教えてください」等のタイトルで、
既出のことや初歩的なことを質問してくる人をさします。

■[特徴1]初心者・素人を強調する
自分はわからないということを強調したい。

答える側は、やはり専門用語を使って、簡潔に答えたいが、
「教えて君」は、専門用語がわからないので、脳みそが混乱してしまう。
「教えて君」にとっては、日本語のようで、日本語じゃないんですよね。

ズバリという回答やURLを示しても、それを無視して質問を繰り返す人もいます。
すべて「初心者・素人」という言葉で許されると思っています。

■[特徴2]環境や詳細を書かない
一言「インターネットにつながらない。どうしたらよいか」などと
答える側も困ってしまう内容です。

何を書いたら解決の糸口になるかがわからない。当然です。初心者ですから。
だから、まず最初に困っていることを書くんです。
そうすれば、誰か優しい人が教えてくれると考えているのです。
(そして、誰か優しい人が教えてあげる…)

再度、環境や詳細を逆質問されても、それらを調べるのは大変な作業になります。
CPUやメモリ量、ハードディスクは?…
これらを把握していれば、初心者ではないです。

■[特徴3]日本語がわかりづらい
主語と述語があっていなかったり、とにかくわかりづらい日本語だったりします。
でも、留学生や小中学生の可能性もあります。あまり冷たくできません。

そのわりに「HP」や「ハード」などの略語を使います。
「HP」はヒューレットパッカードという会社名の略、
「ハード」はハードウェアの略です。
決して、ホームページやハードディスクの略ではありません。

まあ、がんばって専門用語を使おうとしているのだから、応援してあげましょう。

■[特徴4]最近既出のことを質問してくる
過去ログは見ていません。同じ質問が前後に並んでいたりすることもあります。
まあ、過去ログを見ても、そのタイトルが「教えてください」だったりする。

過去ログからの検索機能があっても、その使い方がわかれば、
GoogleやYahoo!などの検索サイトを利用しているはずですよ。

書いてある場所や検索キーワードなどを教えてあげたら、
「教えて君」のレベルも上がると思います。
それが本当の親切ってものかもしれません。

■[特徴5]お礼がない
苦労して教えても、「ありがとう」の一言もない。
解決したのかどうかが心配になってきます。

でも、以前は無駄なトラフィックをかけないという理由で、
お礼だけの書き込みはしないのがマナーでした。(10年前くらい?)
そのなごりだと思えば…?

「便りがないのは良い便り」ってことかな。

■[特徴6]非常に焦っている
仕事に支障があるということで、回答を急いでいるというパターンも多いです。
あるいは、初めてトラブルにあい、気が動転しているのかもしれません。

1時間しか経っていないのに、同じ質問を投稿したりします。
「教えて君」の中では、その1時間がとてつもなく長く感じるのでしょう。

一度経験すると少しは落ち着いて対処するのでしょうが、
インターネットが急速に普及した現在、次々と「教えて君」が出現するのです。

マイクロソフトが運営している「答えてねっと」とかを勧めるのもいいかもしれません。

答えてねっと

でもね、誰でも最初からいろいろなことを知っているわけではないのですよ。
それに上には上がいるってこともあるし、早とちりだってあるし…。
「教えて君」の上級者を目指してがんばろう!!

参考ページ
「教えて君 と 知ったか君」 の巻
教えて君対応例

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