世間ではコンデジがブームと言われていますが、私自身は最近スマホで写真を撮ることが多くなり、コンデジを使う機会が減っていました。
ただし、ポケットやバッグから取り出してすぐに撮影できるコンデジには、スマホにはない魅力があります。
Panasonic LUMIX DMC-XS1は、薄くて軽く、持ち運びに便利です。しかしながら沈胴式レンズであるため、電源を入れてから撮影できるまでに少し時間がかかります。また、隙間からホコリが入ってしまうと写真にゴミが映り込んでしまいます。掃除機で吸ってもダメなときは、分解して清掃したこともあります。
それでも、かれこれ10年以上DMC-XS1を使ってきました。しばらくコンデジ市場が下火になっていたこともあり、もうDMC-XS1の一歩先を行くものが登場することはないのだろうと諦めていました。
スマホが小さなレンズで高画質な写真撮影を可能にしているのだから、まるでスマートフォンから通信機能などを外し、カメラ機能だけを残したようなデジカメがあってもいいのではないかと思っていました。ポケットにすっぽり入る小さなボディで、電源を入れてすぐに撮影できるような代物です。
その延長線上で、トイカメラというものにも興味がありました。小さくて安価で、キーホルダーのように持ち運べば「カメラを取り出す」という動作すら不要になります。しかし、トイカメラはどうしても写真が意図的なレトロ調になってしまうのがネックでした。
今回登場した「ナガオカ MOVIO MSL600」は、まさに「なんとなくこんなものがあったらいいのに」と思っていた理想に近いカメラでした。スマホのレンズのような構造なので、沈胴式ではありません。薄く、ポケットに入れやすいサイズ感です。
今まで使ってきたDMC-XS1とMSL600を比較すると、厚みはMSL600のほうが薄いのですが、縦横のサイズはMSL600のほうが少し大きいです。一方で重さは103g(DMC-XS1)に対して79g(MSL600)と、MSL600のほうが軽量に仕上がっています。
MSL600の画質については、一般的なコンデジには及ばないように感じます。一世代前のスマホの画質程度と言えるでしょう。レトロエフェクトなどの機能をオフにしても、写真にはどことなくレトロ感が漂います。




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