ADSLも従量課金制へ --- 韓国

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IT先進国の韓国では、インターネットサービス加入者の飽和状態から、
定額制が維持できない状況になり従量課金制への移行を検討しているという
のが話題になっている。

韓国は、アナログやISDNでのダイアルアップ接続の時期が短く、
多くの人がADSLでのブロードバンド接続になってからの利用者だそうだ。
安くてネットにつなぎ放題。日本よりもインターネットが生活に入り込んでいる。

シェアトップのKT(Korea Telecom)がかろうじて黒字で、
設備投資などをしていくと、黒字を維持するのが難しいという。
単純に値上げをすれば、使用頻度が低い人にも影響がある。

「データ使用量が上位5%のユーザーが全インターネット・トラフィックの42%を発生させているとしている。上位20%のユーザーで見ると,72%のトラフィックを占める」

なるほど、負荷をかけている人は、一部なのですね。
10代、20代の普及率はほぼ全員というほど普及しているので、
中高生のゲームやチャットでの負荷も大きそうですね。

IP電話などの付加価値や速度アップなどのグレードアップでの
収入アップは見込まれますが、バックホーンなどの設備投資は、
ユーザーには直接見えない部分です。

日本でも安くADSL接続を提供したYahoo!BBが急速に台頭し、
どんどんシェアを広げていますが、韓国と同じことが
いずれ起きることでしょう。そのとき、どういう措置がとられるか、
隣の国とはいえ、気になります。

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