Joomlaはポータルサイト構築、DokuWikiはWikiとカテゴリが違いますが、最近この2つでサイトを構築したので、その記事投稿の書式について思ったことを書きます。
Joomlaは、HTMLエディタが内蔵され、ワープロ感覚で記事作成ができます。
複雑な表組みなどは、HTML作成ソフトで作成し、そのHTMLを貼り付けることも可能です。
かなりのことができます。
しかし、動作が遅いことと、一度崩れると訳がわからなくなることが欠点でしょうか。
リンクが他の文字列と一緒になったりするので、内蔵エディタのクセに慣れないといけません。
対して、DokuWikiはWiki文法で記述していきます。
今まで親しんできたPukiwikiとも文法が違います。
Wiki文法に方言があるのは、Wikiの欠点になるかもしれません。
Joomla同様にツールバーが配置されていますが、リッチテキストではないので、投稿画面は軽快です。
記号を書き出すことで、Wiki文法に慣れていなくても投稿することが可能になっているのは、Pukiwikiにはない、大変便利な点です。
さらにDokuWikiでは、コードの自動色分けができます。
これはカルチャーショックに近いものがありました。
エディタでは当たり前ですが、これをWikiに内蔵しているとは。
HTMLなら一つ一つ色を指定していかなければなりません。
裏技としては、DokuWikiで吐き出したHTMLをJoomlaに貼り付けるという手もあります。
スタイルシートも移植しておかないといけませんが。
または、JoomlaにDokuWikを内蔵させるとか?
それにしても、どちらも日本語の情報が少ないです。
そして、その情報も英語だけでなく、フランス語やドイツ語まで登場します。
これほど世界が狭く感じることはありません。
構築したサイトを見るのは日本語使用者ですから、徹底的に日本語化。
一番問題なのは、日本語になったものが日本語になっているかですね。
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