旧Yahoo!Japanの使いづらいところは、何といってもYahoo!のサービスの一覧。「買う/知る/楽しむ/調べる/暮らす/集まる」で分類されていたのですが、例えば「テレビ番組を調べたい」のに「楽しむ」に分類されているし、「天気を調べたい」のに「知る」に分類されているし、「地図で場所を知りたい」のに「調べる」に分類されていたりします。人によって感じ方が違うので、動詞にあたる部分が曖昧です。結局リンクを眺めるのですが、下線付きのリンクの羅列で大変見づらかったです。
リニューアルで期待したのが、海外のYahoo!のスタイル。ロゴと検索窓が並列になり、スペースの節約もあります。よく使うサービスが左上、個人ツールが右上に配置されています。よく使うサービスの下にニュースがありますが、スクロールなしの部分に配置されているので、アクセスがしやすいです。
しかし、新しいYahoo!Japanはデザインは海外のものに似通っているのですが、ロゴの左右にサービスのアイコンが重複して存在し、そのために検索窓と段違いになっています。左のサービス一覧はアイコンがついているのは評価できますが、縦に並んでいて、小さいディスプレイではスクロールが必要。個人ツールは、不要なカレンダーが表示されているため、文字のないアイコンのみ。
しかも、Yahoo!カテゴリのリンクがない!! Yahoo!サービスの原点といえるものなはずなのに、切り捨てなのだろうか。海外Yahoo!でもトップにリンクはありませんが、More Yahoo! Servicesの中にあります。
もう少しユーザービリティテストをしっかりやっておけば良かったのでは?という結果です。そもそもテストをしたのだろうかと思います。単にウェブ上で意見をもらっても、そのまま取り入れてはダメなことくらい専門家なら常識だと思います。
【追記】
Yahoo!カテゴリは右上にありました。
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